「メラノccプレミアム美容液でシミやそばかすが消えた、て本当かな?」
プチプラなのに医薬部外品でシミ対策ができると人気の「メラノCC」
メラノCCはビタミンに特化したブランドで、シミや毛穴に効果が期待できる評判です。
ですが、実際に「シミが消えた」というのが本当なのか気になるのではないでしょうか。
そういうわけで今回は、メラノCCのプレミアム美容液でシミやそばかすは消えるのか、効果などを紹介していきます。

メラノCCでシミ消えた?プレミアム美容液でシミ消える?

実際に、メラノCC美容液やプレミアム美容液でシミ消えた、ということはあるのでしょうか?
結論から申しますと、メラノCC美容液やプレミアム美容液を使ったらシミが消えるということはありません。
メラノCCは、医薬部外品というもので、化粧品と医薬品の中間に位置するような効果がある製品になります。
メラノCCは、美白効果がある製品なのですが、肌が白くなったりシミが消えるというわけではありません。
美白効果というのは、紫外線によるしみ・そばかす・を防ぐという予防効果です。
実際に、メラノCCのパッケージにも「メラニンの生成を抑えしみ・そばかすを防ぐ」というふうに書いてあります。
メラノCCはシミを消すとはどこにも書いていません。
つまり、メラノCCはシミを消すわけではなく、シミができないように対策するための商品になります。
メラノCC美容液とプレミアムの効果や成分の違いとは?
「メラノCC」と「メラノCCプレミアム」の違いを表にまとめました。
メラノCC美容液 | メラノCCプレミアム | |
有効成分 |
|
|
その他の成分 |
|
|
参考価格 | 1200円 | 1700円 |
有効成分の4つとしては、活性型ビタミンCとイソプロピルメチルフェノールはそのまま。
ビタミンE誘導体と抗炎症成分が皮脂抑制成分と抗炎症成分のアラントインに変更になっています。
4つの有効成分の変更で新旧違いがあったのですが、実はその他の成分の構成にも違いがあります。
ポイントは、エトキシジコールという成分です。
エトキシジコールは、ビタミンCの安定性を保ちつつお肌に届けることができる成分。
ですが、エトキシジコールが高濃度で配合されてることで、皮膚刺激が出やすい場合があります。
その点で、メラノCCプレミアムの方では、エトキシジグリコールが配合されていないんです。
その替わりに「3-Oエチルアスコルビン酸」と「ポリエチレングリコール(PEG)」ビタミンC誘導体を配合。
それにより、アスコルビン酸(活性型ビタミンC)の安定化が図れるようになりました。
つまりメラノCCプレミアムは、ビタミンC誘導体の追加とビタミンEも入り、かつエトキシジグリコールを配合しない処方でアップデートされています。
なので、刺激が低減され、あらゆる角度からビタミンCをお肌に届けられるということで、今までの「メラノCC」より良い効果が期待できるでしょう。
メラノCC薬用しみ集中対策美容液とは?

メラノCC薬用しみ対策美容液は、1200円ぐらいで買える美容液にもかかわらず、医薬部外品の有効成分が4種類も配合されています。
4種類の医薬部外品の有効成分
- アスコルビン酸(活性型ビタミン)・・・美白成分
- トコフェノール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)・・・肌荒れ防止成分
- グリチルリチン酸ジカリウム・・・抗炎症成分
- イソプロピルメチルフェノール・・・ニキビ予防殺菌剤
この4つの有効成分の中のアスコルビン酸という活性型ビタミンCが配合されているのがメラノCC美容液の人気の秘密になります。
実は、この活性型ビタミンCを有効成分に配合している化粧品は、ロート製薬さん以外の他のメーカーでは1つもありません。
なぜなら、ロート製薬さんがビタミンCを安定化して構成するための独自の技術で特許を取っているからです。
なので、旧バージョンのメラノCC美容液自体が、すごい美容液なのです。
このビタミンCの作用による美白効果ですが、シミを消すとか肌の色を白くするということではありません。
美白というのは、基本的には予防効果であってシミができにくくするとか肌の色が黒くなりにくくするというような効果が基本になります。
ですが、ビタミンCの効果が非常に強いのでお肌の表層にある浅いシミであれば、継続的に使用していくことで薄くなることも期待できるでしょう。
ただ、ビタミンCは浸透していくうちに構造が壊れて効果を失ってしまうので深いシミだと効果を発揮しにくい場合があります。
なので、深いシミは美容皮膚科とかでレーザー治療をした方が効果がでやすいでしょう。
ビタミンC系のもので効果のでやすいシミの種類としては、ニキビの後にできる炎症後色素沈着などは、比較的早く消失することがあります。
これは、新しいシミができる前に予防効果で色素沈着が濃くならないようにすることで自然消失を助けてくれるということです。
メラノCC薬用しみ集中対策プレミアム美容液とは?

新バージョンのメラノCC薬用しみ集中対策プレミアム美容液は、旧バージョンと同じく4種類の有効成分が入ってますが、1部違う有効成分が入ってます。
4種類の医薬部外品の有効成分
- アスコルビン酸(活性型ビタミンC)・・・美白効果
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・・・皮脂抑制・ターンオーバー促進
- アラントイン・・・抗炎症成分
- イソプロピルメチルフェノール・・・ニキビ予防殺菌剤
メラノCCでは、トコフェノール酢酸エステル(ビタミンE誘導体)だったのが、メラノCCプレミアムでは、ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)になっています。
ピリドキシン塩酸塩は、皮脂抑制とターンオーバー促進効果が認められてる有効成分です。
これにより、表皮に溜まっているメラニン沈着を早めに排出してくれる働きが見込めます。
もう一つ抗炎症成分が、メラノCCプレミアムではアラントインに変更されています。
アラントインの方が効果が強いと言われているので、より肌荒れ防止効果が高まったと言えるでしょう。
→ ロート製薬 メラノCC 薬用しみ集中対策プレミアム美容液を見てみる
メラノCC美容液・メラノCCプレミアムの効果的な使い方!
使用手順を確認する

では次にメラノCC・メラノCCプレミアムの効果的な使い方は、どのような順序で使えばいいのでしょうか?
それはやはり、メーカーであるロート製薬さんが一番効果的な使い方を研究されています。
なので、メラノCCを最大限に効果的な使い方をしたい場合は、公式HPや使用書で使用手順を確認してみてください。
下記の図がメラノCCさんの公式HPに載っている使用手順になっています。
メラノCC効果的な使用手順
- 洗顔
- 化粧水
- マスク
- 美容液
- ジェル・クリーム
実は、メラノCCは普通の美容液とは違う使い方になっているんです。
というのも、使用手順を見てわかる通り、洗顔→化粧水→マスク→美容液→ジェル・クリームという手順になっています。
メラノCCは、活性型ビタミンという成分を主成分に配合している美容液です。
この成分はとても水になじみやすい水溶性の高い成分ですが、油にはなじまない特性があります。
そのため、角層みたいに油分の強い層にはなかなか入っていけません。
なので、まず角層というお肌の表面の層を化粧水などの水分の多いもので満たしてあげる必要があります。
角層が水分でしっかり潤うと角層自体が水になじみやすい状態に。
そして、水になじみやすい状態になった時に美容液を使うと、角層を水溶性の成分であるビタミンCが通りやすくなります。
美容液の前にマスクでパックしておくと、角層が水分で満たされた状態になるのでビタミンCがその分通りやすくなるということなんです。
マスクはお手持ちのマスクでもいいですし、なければメラノCC 集中対策マスクという製品があるのでそれを使うのもおススメ。
つまり、メラノCCを効果的に使いたい場合は、化粧水を使って角層に水分を与え、その後パックなどでより水分を保持させます。
そして、メラノCC美容液を使うことでビタミンCの効果を最大限に活かすことができます。
そのあと、ジェルやクリームなどの油分の強いもので蓋をすることで、さらにビタミンCを奥に押し込もうという使用手順になっているわけです。
というように、ロート製薬さんは、メラノCCを研究されているので、この手順が最も効果的な使い方と言えるでしょう。
さらにメラノCC美容液・メラノCCプレミアムを浸透させるには?
メラノCCやプレミアム美容液を使う時は、お肌に水分を与えた後に使った方がいいことがわかりました。
ここで更に、メラノCC美容液やプレミアムの効果を高めたい場合は、「導入効果」のある化粧水を使うと良いでしょう。
導入効果のある化粧水を使うことで、よりその後に使うメラノCC美容液の浸透を促進する効果が期待できます。
導入効果のある化粧水でおすすめなものをご紹介しますね!
「導入効果」のある化粧水
イプサは、アクアインプールという導入効果のある成分がふくまれています。
そして、コスメデコルテのモイスチュアリポソームには、リポソーム。
オルビスユードットには、3B.O、8E.O、5P.Oという導入効果のある成分が含まれています。
こういう化粧水を使っておくと、その後に使うビタミンCの浸透を促進することができるでしょう。
まとめ

メラノCCプレミアム美容液でシミやそばかすが消えるのか、効果などをご紹介してまいりました。
メラノCC美容液やプレミアムはシミやそばかすを消す効果のある美容液ではありません。
紫外線によるしみ・そばかすを防ぐ予防効果のある美容液になります。
そして、メラノCC美容液を効果的に使いたい場合は、洗顔→化粧水→マスク→美容液→ジェル・クリームという手順がもっとも効果的です。
さらに、導入効果のある化粧水を使うことで、その後に使うメラノCC美容液やプレミアム美容液の浸透を促進する効果が期待できるでしょう。
関連記事





