「ためしてガッテンの歯が白くなる方法が知りたいな、アルミホイルで歯が白くなるって噂は本当?」
ためしてガッテンで紹介された歯磨き方法が話題になりました。
そこで紹介されたのが、歯みがき後に「口をゆすがない」という衝撃の歯みがき法です。
これは、国民の虫歯を大きく減らすことに成功したスウェーデンの歯磨き方法になります。
- スウェーデン式歯磨き方法ってどんなの?
- 口をゆすがない歯磨き方法って?
- アルミハクで歯を白くする方法があるの?
と、ためしてガッテンの歯みがき方法について知りたいことが多いでしょう。
そこで今回は、「ためしてガッテンで紹介された歯磨き方法」をお伝えしてまいります。
ためしてガッテンの顔のシミを消す方法について知りたい方へ
→ためしてガッテンの顔のシミを消す方法!シミ取りクリームポロっと取れる?
ためしてガッテンの歯を白くする方法とは?

放送されたのは2019年5月8日の「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」の回です。
しらべたのですが、ためしてガッテンでは、歯を白くする方法ではなく、虫歯にならない方法を紹介してたようです。
その歯磨き方法とは、口をゆすがないスウェーデン式歯磨き法、いわゆる「イェテボリテクニック」という方法になります。
詳しく説明していきますね。
ためしてガッテンで紹介されたスウェーデン式歯磨き法とは?
スウェーデンで見つかった衝撃の歯磨き法とは、歯磨き後「口をゆすがない」こと。
口をゆすがないことで口の中にフッ素が残り虫歯を予防してくれます。
通常の歯みがき方法と比べて虫歯の予防効果が40%以上高いことがわかったのです。
- フッ素配合の歯みがき粉使う(目安は2cm)
- 2分程度歯みがきを行う
- 口の中の泡を吐き出したあと口をゆすがない
- 歯みがきのあと、2時間飲食をしない(最低でも30分)
「口をゆすがない」ということだけが普通の歯磨きと違うところですね。
この歯磨き方法の最大の目的は、歯みがきの後に口の中にフッ素を残すこと。
この番組内容が放送された後にSNSでも大きな反響があったようです。
ガッテン放送後のSNSでの反響
昨日ガッテンでやってた劇的効果な歯磨き法https://t.co/kY48ke4zuLのイエテボリ…ゆすがないなんて気味悪いと思ったけど、実際やってみたら案外普通だったな…😲 気味悪いから軽くプレ歯磨きしちゃうし磨き終わって数分は時々ぺっぺしちゃうけどまあそのうちなじむというか…暫くやってみっか…
— TamakiFuji (@tamaki_OvO) May 9, 2019
ガッテンのイエテボリ式歯磨き、歯科用ガムを無限に噛んでたのと大して変わらない感じだから続きそう。
— 東いぬい (@inui_higasi) May 8, 2019
ガッテンで調べると、結構危険な解釈してる人いて残念。
イエテボリ法をやればずっと虫歯にならないと思ってる人がいたり、日本の歯磨き粉は何が入ってるかわからないけどスウェーデンのなら安全っていってたり。そういうことになるからテレビとか危険。。— たんどれ (@tandtandtander) May 9, 2019
SNSの投稿でも早速やってみた、という投稿がたくさんみられました。
ですがこの方法は、体に良くないのではないかと消費者センターにたくさん問い合わせがあったようです。
理由としては、発泡剤として多くの歯磨き粉に使われてる合成界面活性剤「ラウリル硫酸塩(ナトリウム)」を過剰に摂取してしまう可能性があることによります。
実際に、国会議員でも物議を醸している方がいらっしゃいました。
→フッ素入りハミガキ粉をうがいせず口腔内に留め最終的に飲み込むことを推奨することに関する質問主意書
そんな中、歯科医師の大久保先生が安全に「スウェーデン式歯磨き法」を取り入れる方法を紹介している動画をみつけました。
スウェーデンでは、絶大な効果があるとのことで、ためしてガッテンで紹介されたのですが、日本でそれを実践するには、注意が必要だよ!といった内容になります。
【動画内容】
- スウェーデン式歯磨き法って何?
- スウェーデン式歯磨き法は、日本では真似してはダメ!
- もしやるならこういう方法
スウェーデン式歯磨き法は、日本では真似してはダメ!
歯科医師の大久保先生は、スウェーデン式歯磨き法は、日本では真似してはダメだと仰っています。
どうしてダメなのでしょうか?
結論から言うと、スウェーデンの歯磨き粉は、初めからゆすがなくて良い成分でできているということ。
有害物質が入っておらず食べても良いような成分で歯磨き粉が作られているんですね。
一方で、日本の歯磨き粉は、食べても良い成分では作られていません。
日本の歯磨き粉のほどんどには、発砲剤(ラウリル硫酸ナトリウム)が入ってます。
これは、合成界面活性剤といって要するに洗剤が入っています。
洗剤を細胞にくっつけると細胞膜を壊してしまいます。
歯磨きの時に泡が出て気持ちがいいんですけど、実は体にあまり良くないんです。
歯磨きをした後で味覚が変わったり、食前に歯磨きをしたら味覚が変わるということがあります。
これは、ラウリル硫酸ナトリウムが舌にある味蕾(みらい)細胞を壊してしまいます。
味覚を感じる神経細胞のこと
でも、数十分で再生するので別にそんなに毒性が残るわけではないんですが、決して食べて良い成分ではないんです。
なので、日本の歯磨き粉のほとんどは、ラウリル硫酸ナトリウムが入っているのでお口に入れっぱなしにしてはいけないということ。
もしスウェーデン式歯磨き法をやるなら
もしスウェーデン式歯磨き法を取り入れたい場合は、ラウリル硫酸ナトリウムが入っていない歯磨き粉を使うことです。
たとえば、こちらの商品↓

こちらは、「ホームジェル」といって磨き粉(研磨剤)が入っていないフッ素入りのジェルになります。
こちらのジェルでしたら、ラウリル硫酸ナトリウムが入っていないのでお口の中に入れっぱなしで寝ても大丈夫です。
こういった商品を選べば日本でもスウェーデン式歯磨き法を真似してもいいでしょう。
先生やお子さんたちも生まれたときからこのジェルで歯磨きをしているそうです。
もう1つお口の中に有害成分を入れたくない人にお勧めなのが「せっけん歯磨き」になります。
こちらは、有害成分が入ってないのですが、フッ素も入っていませんので、虫歯予防効果はありません。
ですが、研磨剤が入ってるので歯を白くしたいときに使うのがおすすめです。
そして、もう一つこちらの「ケアポリス」。

ケアポリスは、プロポリスの殺菌成分で歯周病をケアする商品になります。
フッ素は入っていませんが、有害成分も入っておらず塗ったまま寝ても大丈夫です。
軽くゆすいでお口の中に成分が残るくらいで終わってもいいかな、という感じで使えます
ということで、スウェーデン式歯磨き法は日本では真似しちゃだめよ!
歯磨き粉の成分がスウェーデンと日本では違うからという内容でした。
アルミホイルと重曹で歯が白くなる?
歯を綺麗にしたいけどお金がないという方の間で、アルミホイルと重曹を使って歯を白くする方法が話題になりました。
食用品など口に入れても大丈夫な重曹と塩を歯磨き粉に混ぜて歯に塗り、アルミホイルで覆って1時間置いてから歯磨きするという方法です。
重曹には研磨の力があるため歯の着色汚れを落としてはくれます。
ですが、この方法は歯を痛める可能性も高いのでやめたほうがいいでしょう。
歯科医師の先生もこの方法について警告されている動画があったので紹介しますね。
【動画まとめ】
- 重曹自体にはホワイトニングの効果はない。
- 重曹の粒子で歯の表面を研磨し汚れを落としているだけ。
- エナメル質は、一度削れたら取り戻すことはできない。
通常、歯科医院で使われるホワイトニング薬剤は、歯の表面を構成するエナメル質と歯の中のエナメル質内や象牙質内に薬剤が浸透し、中の汚れや黄ばみを分解します。
ですが、重曹にはこのホワイトニング効果はありません。
重曹は、粒子で歯の表面をこすって汚れを落とす効果はあります。
これは、歯の表面の汚れを除去するクリーニングであって、ホワイトニングの効果とは違います。
やりすぎるとエナメル質が傷つき、歯の変色を招くリスクもありますので、止めておく方がいいでしょう。
一回エナメル質が削れてしまえば取り戻すことはできません。
本当に歯を白くしたければ、ホワイトニング剤を使用することをおすすめします。
まとめ

ためしてガッテンで紹介された歯磨き方法は虫歯予防には最適ですが、歯を白くする方法ではありませんでした。
ためしてガッテンの衝撃の歯磨き方法のポイントは2つ。
- フッ素配合の歯磨き粉を使う
- 歯磨きの後に口をゆすがない
というスウェーデン式歯磨き方法です。
ですが、この方法は日本の歯磨き粉で実践するにはリスクがあるので、真似してはダメ。
日本でスウェーデン式歯磨き法をするなら、ラウリル硫酸ナトリウムが入ってない歯磨き粉を使ってください。
そして、話題になったアルミホイルと重曹で歯を白くする方法も、重曹の粒子で歯の表面の汚れを落とす効果はあります。
ですが、歯のエナメル質を傷つけてしまうリスクがあるのでやめたほうがいいでしょう。
本当に、歯を白くしたいなら、ホワイトニング剤を使用することをおすすめします。